ブータンを取り上げた特集番組をやっていたが、
その実態は、便利さと効率を追求してきた現代文明とは対極にある
手づくりと助け合いのおだやかで人と人とのつながりのある心が豊かになるものであった。
生活が便利になる電気を引くことより渡り鳥の鶴が電線に引っかかることに気を使い、
野菜や家畜を育てるのも人間中心の考え方ではなく、
自然に従い、すべての生き物が共に生きること喜びを見い出すような
価値観と生き方を実現していたのであった。
これを見ていて、
ブータンこそ世界の先進国だと思ったものであった。
また、国家だけでなく、企業や地方自治体や地域づくりなどでも学ぶべき点は多く、
これからの時代のモデルであり希望であると強く感じたのであった。